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肝臓と筋肉の関係

人体を構成する臓器は互いに連携しながら機能します。今回は肝臓と筋肉の関係を解説します。

筋肉は「第二の肝臓」

筋肉は「第二の肝臓」

肝臓は500以上もの機能を担う多忙な臓器で、その働きは主に代謝と解毒に分けられます。代謝では栄養素の分解・合成を、解毒では体にとって有害な物質の無毒化を行っています。

筋肉は姿勢を保持する組織で、伸縮することによって体を動かしたり血液循環を助けたりしています。また、エネルギーを使って熱を生み出す、水分を蓄えるという働きもあります。さらに、筋肉は肝臓の働きを一部担うため、「第二の肝臓」と呼ばれています。

体はタンパク質でできている

筋肉をはじめとした人間の体は、タンパク質からできています。タンパク質は20種類のアミノ酸で構成され、血液や細胞などをつくっています。食事で摂ったタンパク質は体内でアミノ酸に分解されて肝臓に蓄えられ、必要に応じて各臓器へ供給されます。

筋肉は肝臓から供給されるアミノ酸を使って、タンパク質やさまざまな物質を合成しています。そのため、肝臓からの供給が不足すると筋肉量の減少やむくみ、だるさなどが起こってきます。

...続きは遊和47号でご覧ください。

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