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気になる目の事。

目は口ほどに物を言う

「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるように、目を見ると相手の気持ちが分かるといわれています。興奮状態になると黒目は大きくなって迫力を増し、リラックスしていると黒目は小さくなって優しい目となります。

興奮時とリラックス時の瞳孔を比較

 黒目と呼ばれる瞳孔は感情で変化しますが、基本的には自律神経によって目に入る光の量を調節する役割をもっています。

 暗い場所では光を多く取り込むために瞳孔が開き、黒目が大きい目になります。逆に、明るい場所では光が入りすぎないように、瞳孔は自動的に小さくなります。

テレビは部屋を明るくの理由

 テレビを見る時に部屋を明るくするように言われるのは、部屋が暗いと瞳孔が開いて、画面からの光を多く取り込んでしまうからです。

 光が目に入ると、レンズにあたる水晶体やスクリーンの役割をする網膜に当たります。その際に、光(紫外線)が活性酸素を発生させて組織を傷つけるため、目に光が入りすぎることはよくないのです。

 仕事でイライラしながらパソコンの画面を見ている時も、心の興奮状態に反応して瞳孔が開き、目がダメージを受けやすくなっています。

活性酸素発生! 暗闇の中で画面を見ると目にダメージが大きいので注意! 房水、瞳孔、角膜、まぶた、水晶体、硝子体、網膜、視神経

 最近では、強いエネルギーをもつ青色光(ブルーライト)を使った電化製品が多くなりました。そのため、色鮮やかに見ることができますが、活性酸素がより多く発生しやすく、目に対するダメージが心配されています…

 テレビやパソコン、携帯電話の画面を見る時は、部屋を暗くしないで落ち着いた気持ちで見るようにすると、瞳孔が過剰に開くのを防いで目を守ることにつながります。

 私たちは眩しいと感じると反射的に目を閉じますが、これはまぶたで光を遮って目を守ろうとする体の防衛反応です。しかし、やたらと光を眩しいと感じる場合は、水晶体が白くにごる白内障や、ストレス・更年期等で自律神経が乱れて瞳孔の調節がうまくできていない可能性があります。

...続きは遊和20号でご覧ください。

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