~第1回~

「何が似合うのか」より「どうなりたいか」

イメージイラスト「私には何が似合うでしょうか?」という質問をよく受けます。ヘアスタイルでもメイクでもお洋服でも、すべてに言えることですが、技術さえあればどのようにでも似合わせることができます。

肝心なのは何が似合うかではなく、「どうなりたいか」だと思うのです。 自己啓発の本などを見るとよく「周りの人は変えられません。あなた自身が変わりましょう!」と書いてあります。けれども、そう簡単に自分を変えられるでしょうか。私はいつも「自分が変わるよりも、相手に変わってもらいましょう!」と申し上げています。

勘違いしてもらいましょう

イメージイラスト外観は内面に基づいてつくられます。人に会ったとき、相手は外観で「この人はこういう人」だと判断しがちです。それが勘違いである場合も多々あります。自分が変わるより、まず相手に変わってもらう意味で、勘違いしてもらえばいいのです。

つまり、外観は自分がどうなりたいのかという内観からしか変えられません。誤解されて損をするのか、勘違いしてもらって得をするのかが大切です。なりたい自分を先に相手に印象づけて、おおいに勘違いしてもらいましょう。

ポイントは年齢、服装、顔など

イメージイラスト相手に勘違いしてもらうためのポイントはいくつかあります。まずは年齢です。初対面では「この方は幾つくらいかしら?」と考えるものです。外見的な年齢だけでなく、頭の中身や積み重ねた努力などから感じる年齢も含まれます。はたして、あなたは幾つぐらいの自分でありたいのでしょう。

二番目のポイントは服装です。服装の要素には主に形と色がありますが、相手に与える印象の七割は色が支配していると言われます。

そして三番目のポイントは顔です。顔は好き嫌いで判断されてしまいがちですが、好き嫌いを超えて相手に印象づけるポイントは笑顔です。いい顔をするために笑顔があるのではなく、好き嫌いを超えて心を開き、コミュニケーションを豊かにするために笑顔があるのです。

新しい一面を本当の自分に

イメージイラスト「リ・デザイン」というのは、新しい発想の中で本当の自分に生まれ変わりましょうという造語です。似合うヘアスタイルや化粧法、洋服や小物を一生懸命に探すよりも、まずはご自分が「どうなりたいのか」に気付きましょう。

そして、年齢、服装、笑顔などにひと工夫して、なりたい自分をお友達やご家族など、周りの人にさりげなく印象づけるのです。そこから改めて自分の中の新しい一面に気付き、少しずつ本当の自分にしていくことができれば、平凡な毎日も楽しいものになるはずです。

暮らしそのものを「リ・デザイン」してみましょう!

イメージイラストでは、毎日使っている寝具を見てみましょう。お布団は何色でしょうか? 
ブルー系は血圧を下げる色と言われています。朝、なかなか起きられない理由がそんなところにあるのかもしれません。血圧の低い人やシャキッと目覚めたい人は、淡いピンクのお布団に変えてみてもいいですね。

赤、黄、青は「基本三原色」と言われています。赤は血圧を上げる効果、黄色は筋肉を動かす効果、青は血圧を下げる効果があると言われます。それを知っているかいないかで、また、それを生活に採り入れるか採り入れないかで、暮らしの深みがずいぶん変わってくるものです。

「リ・デザイン」で暮らしを楽しく

家族とのコミュニケーションにも「リ・デザイン」は活かすことができます。

朝、お子さんを学校に送り出すとき、ブルーの服を着て「行ってらっしゃい」と言うよりも、「元気に一日を過ごしてほしい」という気持ちを込めて、オレンジ色の服を着て元気に送り出してみてください。お子さんの表情もきっと変わるはずです。

緑に目が向くときは体が疲れていると言われ、青に目が向くときは心が疲れていると言われます。たとえば、朝、ご主人が選ぶネクタイの色によって、体の疲れやストレスを気遣って差し上げることもできます。それが「暮らしをデザインする」ということなのです。

人は誰もがデザイナー
著書『自分をリ・デザインしませんか?~生き生き輝くために~』

なりたい自分を実現するには、まず今の自分を知ることから……。著書『自分をリ・デザインしませんか?~生き生き輝くために~』恒星社厚生閣(1260円)も好評発売中。

ザビエル・鈴木ザビエル・鈴木

ヘアメークアーティスト、美容研究家、VANTANデザイン研究所メークアップ講師、ステージでのセミナー、外資系ブランドや国内ブランドでのデモンストレーター、変身ショーなど、数々の経験から構築した『女性を生き生き綺麗にするためのザビエル流メソッド』にはファンも多く、全国各地で開かれるビューティーセミナーはいずれも盛況。

公式サイトURL:http://www.xavier-s.com/

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