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石原 結實さん
イシハラクリニック院長
医学博士
石原結實先生は日本テレビ系列「おもいっきりテレビ」をはじめ多くのメディアに登場され、
分かりやすい医学の解説者として知られています。
診療の合間の貴重なお昼休みの時間を頂き、東京都江東区にあるイシハラクリニックでインタビューを行いました。
先生が毎日愛飲している生姜紅茶に黒糖を添えて私たちをもてなしてくださいました。
クリニックは予約制で現在、3年待ちだそうです。先生の人気の程がうかがえます。
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「食事」の大切さを知る
僕はずっと中学3年生の頃から3年間、下痢ばかりしていました。
今で言う、過敏性大腸炎でしょう。病院に罹ったのですが、なかなか治りませんでした。
ところが、大学1年の時、西医学※1という独特な医療と出合い「キャベツの汁を飲んだらいい」と言われ、
実行したら症状が和らいだのです。
大学2年の時に、故二木謙三博士の「健康への道」という本と出会って、玄米食を始めるようになり、
ピタリと下痢も治まりました。
食事療法に興味を持つようになった私は、大学を卒業してから、旧ソ連のコーカサス地方などの長寿村や、
スイスのベンナー病院という食事療法だけで病気を治すという所に行って食事の大切さを知りました。
長崎から上京してクリニックを開業しましたが、食事療法で指導したので、西洋薬を使うわけにはいかず、
漢方をはじめました。
漢方は体を温めること
漢方の原点は約2000年前の「傷寒論」※2です。
※2 後漢末期から三国時代に張仲景らが編集した漢方医学の古典。
感染症に対する治療法が中心となっており、漢方の聖典といわれている。

寒さに傷ついて病気になるということ、本当は寒さにやぶれたと読むのですが。
漢方の最も基本的な処方は桂枝湯で、ニッキ(桂皮)、ナツメ(棗)、シャクヤク(芍薬)、ショウガ(生姜)、
カンゾウ(甘草)、これにクズ(葛)の根とマオウ(麻黄)が入り、体が温まるようにしたのが葛根湯(カッコントウ)です。
だから結局、漢方というものはいかに体を温めるかという学問です。
体を冷やす漢方も少しはあるけど、ほとんどが温めるもの。だから「体を温めることが大切」と言うことに行き着いたのです









