日本人は基礎代謝が低い
活動や生命の維持に自分で作ったエネルギーを使っていますが、身体を動かしていない時のエネルギー消費を基礎代謝といいます。 食べても太らない人、痩せの大食いは、この基礎代謝が高いタイプといわれています。
逆に、少し食べ過ぎるとすぐ体重が増える人は、エネルギーの消費が少ない、基礎代謝が低いと考えられます。 エネルギーの消費量が少ないので、余分なエネルギーは脂肪として蓄積されやすいわけです。
日本人は世界でも有数の基礎代謝が低い民族といわれています。
おそらく日本民族は農耕民族なので、天候不順による飢饉があり、食糧がいつも手に入るとは限らなかったので、
エネルギーを溜めて節約する体質が作られたのでしょう。
飢餓には強そうですが、食べ物が欲しいだけすぐ手に入る飽食時代では、不利な体質といえます。
日本人は実は太れない
日本人は基礎代謝が低いのでエネルギーが余りやすく、単純計算では太った人が多くなるはずですが、 肥満率は先進国で最下位です。欧米に多い100kgを超える肥満の人は僅かです。
実は日本人は太りやすいけど、太れない、皮下脂肪の合成力が弱い体質を持っているといわれています。
太れないから良いワケではありません。
皮下脂肪は嫌われ者ですが、病気に直結しない安全なエネルギーの貯蓄方法なのです。

わかりやすく貯金に例えると、皮下脂肪はいざという時にしか使えない「定期貯金型」といえます。
しかし日本人は、皮下脂肪よりも簡単に引き出せる「普通貯金型」の内臓脂肪や、いつでも使える「たんす貯金型」の血糖として、
余分なエネルギーを貯蓄する体質を持っています。そのため、日本人は太りにくい代わりに、糖尿病になりやすいわけです。
特に基礎代謝の低下する中年以降は少しお腹が出ただけで、容易に糖尿病の危険性が高まります。










