気になる肌のこと

気になる呼吸器のこと。

文章 高木昌信
健康管理士

休みなく働く呼吸器系

生命の維持に一番大切なもの、それは「酸素」です。
「酸素」が3分途絶えるだけで脳は障害をおこす可能性があります。その酸素を絶えず体内に取り込んでいるのが 「肺」を主役とした呼吸器系です。ですから「肺」は心臓と同じように、生命活動にはひと時の休みも許されないわけです。

吸い込んだ空気は、鼻から「気道」を通って肺に到着しますが、ウイルスや細菌などの異物も混じって侵入する危険性があります。 もしウイルスが肺に侵入し、増殖して肺の細胞を破壊したら、身体は酸欠状態になり、生命は直ちに脅かされることになります。
  新型インフルエンザが恐れられる理由は、季節型インフルエンザと比べ、肺で増殖しやすい傾向があるためです。 侵入してきた異物をノドまでの「上気道」で処理し、肺を守る必要があるわけです。

鼻水や痰は肺を守っている

そのため上気道の粘膜では、粘液を分泌して、絶えず異物を洗い流しています。
緊急時には異物を早く出すために、大量の粘液を分泌します。それが、鼻水や痰です。

気になる呼吸器のこと。

一般的に鼻水や痰が透明でサラサラの場合、ウイルスやアレルギー、黄色くドロッとしている場合、細菌感染が疑われます。   粘液と共に唾液もノドを潤し、防衛に役立っています。よく噛む、飴を舐めるなど唾液を出すことが、風邪予防になるわけです。 さらに、気道には「扁桃」という免疫組織が存在し、直接、ウイルスや細菌を撃退しています。風邪を引くとノドが痛いのは、 免疫組織が異物と闘い、ノドが腫れるからです。

「免疫組織」は温かさに依存しています。温かさが足りない場合、発熱を起こし、身体を温め、免疫を活性化させるわけです。   風邪に最もかかりやすい時間は、気温が急に下がり、冷やされる明け方です。睡眠中に首にタオルを巻く、マスクをつけるなど ノドの冷えを防ぐことが風邪対策となります。寝冷えをしてお腹や足を冷やさないようにしましょう。 足やお腹の温度はノドや免疫系と関係が深いようです。

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